プラダ08春夏コレクションの最新情報とミウッチャ・プラダの(視覚)メッセージについて特集しました。プラダ08を身につける際の参考にしてください。
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自然の力をテーマにするプラダ(PRADA)08年春夏コレクションでもプラダはファンタジックで神秘的しかも若干ワイルドなモチーフで注目を浴びている。ミウッチャ・プラダの08年のメッセージのより具体的な表現にサーシャ・ピヴォヴァロヴァ(Sasha Pivovarova:ロシア)を起用。08年のプラダも、まずサーシャをみることからはじまりそうだ。作品でのサーシャの表情そのものは静的なものであるが、単にじっとしている雰囲気ではなく、ナチュラル(若干ワイルド)でフェアリーな動的な連続性がある「躍動」の中、その一瞬をスナップしたもの…今にも軽やかに動き出しそうな可憐なエネルギーを感じる。08年のプラダの色彩は内面的なアクティブ感があり…現代版フェアリー・テイルで要所に斬新さをもつ幻想性と神秘性…ミウッチャ・プラダは新しい都市型の女性の内面を表現しているのか?キャンペーン広告でも話題を呼びそうで、登場するモデルは全てサーシャとなっている。サーシャはミウッチャのナチュラル・フェアリーのモデルとしての象徴的な地位にいるといえる。
イタリア・ミラノでプラダ(PRADA)が08年春夏コレクション新作を発表したのは2007年9月25日。08年コレクションではミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)は、現代版フェアリー・テイルを幻想的・神秘的に表現。アニメチックな妖精や草花のイラストがのったシルクサテンのドレスやパジャマ風のセットアップで神秘的なムード。柄と柄、色と色を巧みに組み合わせていくのが特徴でコントラストの美を楽しめる。モデルは、目のまわりをダークシャドーし小悪魔的なフェアリーのムードを想像させる。チェックのドレスにストライプのタイツ。メタリックゴールドのスカート、ブーツ、バッグ。シルクシフォンを重ねた体にフィットするドレス。プリントではペールピンク、深緑、紺紫でオリエンタルなモチーフ…。深く開いた首もと、ストライプのタイツ、プラットフォームのサンダルを合わせるスタイル。グリーンや白シルクのボリュームあるスカートやドレス、金色のレザーを用いたアイテムなども。
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ミウッチャ・プラダの08年のメッセージは約4分間の短編アニメーションに…プラダ(Prada)の08年春夏コレクション会場に飾られた草花や妖精を描いたウォールペーパーのイラストと連動している。イラストはアール・ヌーヴォーやリバティプリント、オーブリー・ビアズリー、ヒエロニムス・ボスなどの作風をハイブリッド、神秘的かつ奔放な草花や妖精を描いている。(もちろんプラダの新作にも…)フィルムのタイトルは「Trembled Blossoms(揺れる花々)」。ディレクターはJames Lima。アニメーション制作はサイト・エフェクト(Sight Effects)。モーション・キャプチャーなどを多用。目指したのは1930、40年代のハリウッド黄金期の「クラシカルなアニメーション映画」とのこと。(08/09年秋冬ニューヨーク・コレクション開催中の2月5日に、ブロードウェーのプラダ・エピセンターで上映)